富山県富山児童相談所視察 9/25
9月25日夕刻、富山児童相談所へ視察に行ってまいりました。
一時保護所となる児童相談所では、一時保護の期間、子どもたちを預かることになります。その間、子どもたちは学校にも行けません。児童相談所のタイムスケジュールで毎日を過ごすことになります。
富山児童相談所はかなり老朽化が進み、かつ狭あい化していました。
児童が使用する鉛筆や消しゴムは、かなり小さなものでした。
着の身着のまま保護される子どももおり、着替えは各サイズ男女別にお古で準備されていました。
職員の皆さんはもちろん頑張っていらっしゃいますが、子どもたちが慣れない場所、初めて会う大人や子どもと緊張感で暮らすことに想いをいたすと、環境面をもっと改善していかなければいけないでしょう。
富山市から2名の職員も赴いていますが、専門職の増員も必要ですね。
大人にとっては、また預かることになった子どもAさんであっても、子どもAさんにとっては、とても…とっても大きな出来事であり、一生忘れられない期間になるかもしれません。
子どもたちは自分の本当の気持ちをありのままに伝えられずにいるかもしれません。的確な表現ができないかもしれません。
子どもたち一人ひとりの心に寄り添い、のびらかに健やかに過ごせるよう、自治体ができることを充実していく必要性をあらためて強く実感しました。