懈怠比丘不期明日 4/21

「懈怠比丘不期明日」 4/21

お茶席で学ばせていただきました。

今日庵の由来👇

ある時大徳寺の清巖和尚が、宗旦の茶事に招かれた。清巖が遅くいったので、宗旦は「明日にしてください」と言い残し外出して不在であった。
「懈怠比丘不期明日」と清巖は書き置いて帰った。
宗旦は帰宅してそれを見て改めて彼を招いた。出入りの土斉に指図して、横一行とし、隠居の二畳の壁にそれを張り清巖和尚を正客として、一会を催した。
「懈怠比丘不期今日」と打返し庵号を「今日庵」と改めた。

清巖・宗旦の横一行は、宗旦の好みでいずれも表具され「千家中興名物」であった。しかし宗旦の「懈怠比丘不期今日」は伝世せず大横物の「懈怠比丘不期明日」が伝来する。
懈怠は(なまけもの)邂逅(めぐりあう)の意である。

人生は畢竟夢で、今日あって明日を期し難い。されば唯今の一刹那を大切にする。という意である。

今日しかありませんよ…
『今』を大切に生きること
今日できることを明日にのばさないこと

けたいの びくは みょうにちを きせず

わかっているようで当たり前のようで、なかなかできていないと自戒し、しっかり意識して生きていこうと決めました✨
ありがとうございます🙇‍♀️

※千宗旦さんは、千利休のお孫さんです

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